インフルエンザ予防にはリレンザ

治らない間は通学制限があるインフルエンザとリレンザ

インフルエンザはウイルスに感染することによって起こるものですので、学校のように多くの子供たちが生活する環境のもとでは、誰かがインフルエンザにかかったまま通学してしまうと、またたく間に他の児童生徒にも感染が拡大してしまうおそれがあります。そこで、学校安全衛生法という法律によって、一定の感染症にかかった場合の通学は制限され、治らない間は通学ができないということになっています。
インフルエンザにかかった場合であれば、症状が出てから5日間を経過し、かつ、熱が下がってから2日、幼児の場合は特に3日を経過してからでないと、出席停止という扱いになっています。そのため、インフルエンザが治らないのに通学することは許されておらず、この期間を経たのであれば、学校から登校許可をもらってからの通学ということになります。
このようなインフルエンザにかかった場合の治療ですが、基本的には抗インフルエンザ薬を病院や診療所で投与してもらって、回復を早めるというのが一般的な方法となります。抗インフルエンザ薬にはさまざまなものがありますが、子供の異常行動などの副作用がないものとして、リレンザがよく処方されます。
リレンザは粉末状ではあるのですが、専用の吸入器を使って、息を吸い込むようにして薬剤を吸い込むという、他の医薬品にはあまりみられないような使い方をします。これは、インフルエンザウイルスが気道の粘膜で増殖しやすいため、感染している部位に確実に薬剤がとどくようにと工夫されたもので、口からとり込むものではありますが、軟膏などと同様の外用薬という扱いになっています。
ただし、リレンザは発症から48時間以内に投与されるべきものとされていて、この期間を過ぎてしまうと、短期間では病気が治らないため、早めに病院にかかるべきといえます。